第51回 vim入門 part3

今回は、高速に移動する方法について紹介します。
今回も、入力モードにはならないまま操作の練習をしますよ。

set number

$ vim bingo.pl

でbingo.plを開いたら、

set number

とタイプしてみましょう。これで、行番号を表示してくれます。

行末へ移動

まず、行の末尾に移動してみましょう。

$

おもむろに$とタイプです。
キーボードで4をタイプできるところです。それをシフトキーと同時に押すと、$です。
わかっとるわーい となりそうですが、シフトキーを押し忘れることがはじめて習うときにはあって、「あれ? viぜんぜんわからん」となる可能性があります。


日本語のキーボードならこの↑キーですね。

行頭へ移動

行の先頭にいくのは、

^

です。

そうなんです。正規表現とおなじ記号をタイプすればそこへ移動できるのです。


3行目に飛ぶ

さてさて、せっかく

set number

として、行番号を表示させたのですから、これを使って移動してみましょう。
(※別に行番号を表示させていなくでも以下の操作は可能です)

3行目に移動したいのなら、

:3

で移動できます。

:行番号

という形になります。

一番最後の行に飛ぶ

一番最後の行に飛ぶには、

G

です。

気をつけてください

g

ではなくて、

G

ですよ。
つまり、gとタイプするキーをシフトキーと同時に押さないといけないのです!
単にgをタイプしちゃうと小文字のgです。大文字にするならシフトキーと同時押しですよー

先頭の行に移動する

それでは、先頭の行に移動するにはどうすればいいでしょうか?




先頭の行ですよー
先頭の行!


言い換えると 1行目ですね。
ですから、

:1

で1行目に飛べばいいのです。

最後の行は、ファイルに書かれている行数がぱっと見ではわかりませんが、
先頭は常に1行目です。ですから、行番号で飛べばいいのですね。


それでは また〜