第38回 evalを学習しよう part1

今回は、 eval というものを説明します。
これのひとつの機能としては、「文字列をPerlの文として評価する」ということがあげられます。

次の例をみてほしい。

ソース 単なる文字列を表示

use strict;

my $c = q{print 'Hello', "\n";};
print $c, "\n";

結果

print 'Hello', "\n";

$c には、 print 'Hello', "\n"; という文字列が入っており、
それを表示しているだけである。

evalを使う

evalにより文字列をPerlの文として実行することが可能である。
これを使うと

ソース evalで実行

use strict;

my $c = q{print 'Hello', "\n";};
eval $c;   # evalを使うよ

結果

Hello

な、な、な、なんと $c の文字列の内容が実行されて
Hello
と表示されたではないか!!!!!

次回は

でも、evalの機能はこれだけではありません。
例外処理! 
そう。例外処理でも使うことができるのです。

次回からはそんな話題を扱います。



それでは また〜